国際戦略経営研究学会

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Strategic Management
Studies

学会活動 (5):学会誌刊行規定と執筆要領

2016年10月20日
IASM学会誌編集委員会

5−1 学会誌刊行規定

第1節 刊行の目的等

1.刊行の目的と刊行者

学会誌Journal of Strategic Management Studies(以下,JSMSという)と『戦略経営ジャーナル』(電子ジャーナル、英文名、Japanese Journal of Strategic Management [JJSM])は,国際戦略経営研究学会(International Academy of Strategic Management: IASM,以下,本学会という)が刊行し、「戦略経営」に関する現実の諸問題の多面的かつ総合的な分析と処方箋の提示,およびその基礎となる新しい戦略経営理論の構築等に関する論文等の成果物を掲載する。本誌の刊行の目的は、会則第1章第3条第2項の「査読付学会誌の発行による会員の研究、教育、その他の活動の支援」──より具体的には、「戦略経営」分野の研究の発展と研究者の育成、および「戦略経営」の知識の実務界への普及──という本学会の活動目的を実現することである。

2.編集者

1.JSMSおよび『戦略経営ジャーナル』(電子ジャーナル)の編集は学会誌編集委員会(以下、編集委員会という)、 及び特集号に関する特集号編集委員会によってなされる。

2.編集委員会がシニア・エディターを決定して、選任されたシニア・エディターは責任をもって査読を実施、完了する。シニア・エディターは、2名以上の査読者を探して、査読者には一か月前後以内で査読を終了してもらい、これらの査読者の査読結果に基づき、最終結果を判断する。

3.刊行回数

JSMSは年2回を上限として刊行する。『戦略経営ジャーナル』は随時刊行する。

4.両誌の構成

JSMS及ぶ戦略経営ジャーナルとも、まず、二つ種類の研究論文(Research Paper);1) 理論的な基礎、文献レビュー、あるいは定量・定性的データから仮説を導出し、定量的あるいは定性的なデータに基づき実証的に検証する研究(実証研究あるいは仮説検証型論文、Academy of Management Journalの論文に相当)、2) 理論的な基礎、文献レビュー、あるいはデータ・事例に基づいて理論構築をめざす研究(理論構築論文あるいは仮説構築・発見型論文、Academy of Management Reviewの論文に相当)を含む。研究ノート(Research Notes)も、この二種類の論文から構成される。
 査読をパスした投稿原稿(査読付き自由論題論文)を原則とするが、その他に、特集号に登場する特定のテーマに関する論文がある。特集号には、年次学会の統一論題等がある。特集号にも査読付き論文があるが、特集号には査読なしの招待論文がある。 戦略経営ジャーナルには、査読付き論文、招待論文の他に、会員からの書評、リレー号、実務家からの「特別寄稿」がある

5.実務家からの戦略経営ジャーナルにて「特別寄稿」について

実務家からの哲学、考え方、ケース等について、投稿を頂く「特別寄稿」を設定する。従来、当学会誌では、当会員からの理論的、実証的研究の掲載を主な目的にしてきた。これに加えて戦略経営の経験、造詣が深い実務家から、その考え、最新の情報を提供してもらい、当会員との間でそれらを共有し、学会誌の内容を豊かにすることを目的にする。よって、実務家からの戦略経営ジャーナルにて「特別寄稿」を設けることにした。具体的には、以下のようなことを想定する。当学会の部会にて実務家に参加をしてもらい、会員との間で情報を共有する。特別寄稿では、実務家に、部会で話されたことを、文章にして頂き、「特別寄稿」として学会誌に提供をしてもらう。特別寄稿をして頂く、適切な方がたならば、編集委員会まで連絡することにする。

6. 著書、訳書の紹介、及び書評について

1.概要
 会員が出版した自身の学術書(単著、あるいは共著の代表者の場合)、あるいは学術書の訳本(単独、あるいは代表の場合)について、本人からの希望がある場合、あるいは他の会員からの推薦があり本人が承諾した場合には、下記の手続を経てその紹介を学会ニューズレターで行う。
 学会電子ジャーナル誌「略経営ジャーナル」にて書評の掲載を希望する場合には、下記の手続きによって編集委員会が掲載は適当であると判断すれば、掲載する。
 紹介、書評される本または訳本は、編集委員会が受け取った時点で、出版されて過去1年以内とする。

2.ニューズレターでの本、訳本の紹介の場合
 会員は自身の著書あるいは訳本につき紹介を希望する場合には、著書あるいは訳本を、編集委員会宛てに郵送する(宛先は、編集委員会にemailで確認をすること)。編集委員会が紹介をしても良いと判断した場合には、著者あるいは訳者に対して、著者名、著書、出版社名、値段に加え、本あるいは訳本の内容紹介(400字以内)をして頂く。紹介掲載の判断基準は、Journal of Strategic Management Studiesの以下の規定に従うものとする。

The mission of JSMS is to advance theoretical and practical knowledge centering around strategic management and to publish articles that are in line with, and would help achieve, this mission.

3.戦略経営ジャーナルでの書評の場合
 本会員が自身の著書、訳本の書評につき掲載を希望する場合は、その図書を学会編集委員に編集委員会宛てに郵送すること。 学術関連の図書に限定して、編集委員会が一定の基準を達成していると判断した場合に、その本あるいは訳本の書評を戦略経営ジャーナル誌に掲載する。この場合も、判断の基準は、以下に基づくものとする。書評は、その分野に近い本学会員が担当する。

The mission of JSMS is to advance theoretical and practical knowledge centering around strategic management and to publish articles that are in line with, and would help achieve, this mission.

7. 著作権

本誌に掲載される論文等の著作権は,全て本学会に帰属する。

第2節 投 稿

1.投稿原稿

1)投稿可能な原稿は、未発表かつ他の学術誌に投稿中ではないものとする。

2)JSMSへの投稿原稿の種類には,査読付きの研究論文(実証研究論文と理論構築論文)、招待論文、研究ノートがある。
 『戦略経営ジャーナル』には、査読付き自由論題論文、査読付き特集号論文に加え、査読を伴わない招待論文がある。これらに加えて、書評、実務家からの「特別寄稿」、リレー連載がある。これらは、査読を受けないが、編集委員による内容と形式についてチェックおよびそれに基づく修正を経ることで掲載が可能になる。
 戦略経営ジャーナル、及びJSMSにおける「実証研究(仮説検証型)論文」とは、問題意識を明らかにし、理論的基礎から演繹的に、先行研究のレビューから、あるいは定量的・定性的データから帰納的に、独自の分析枠組みおよびその分析枠組みを基にした仮説を導き出して、統計的手法を用いて、あるいは定性的な深い事例分析によって実証研究を行うという構造を持つ。これらは、Academy of Management Journal 所収の論文に相当する。
 また、「理論構築(仮説構築・発見型)論文」は、戦略経営に対する理論的な貢献を目指すものである。まず問題意識が明らかにされ、次いで理論的な基礎から演繹的に、あるいは先行研究のレビューまたは定性的・定量的なデータから、新たな分析の視点となる理論的コンセプトが導き出される。さらに、理論的コンセプトの検討からどのような分析が期待されるかを「命題」という形で示され、引き続いてそれらがいかなる意味を持つのかが含意として検討される。Academy of Management Review 所収の論文に相当するタイプである。
 「研究ノート(Research Notes)」とは、研究論文と比べて理論的にも、実証的にも不十分であるが、1)将来、研究論文への発展の可能性が高いと判断されるもの、ないし、2)「研究速報」として、その段階で発表することに緊急性が認められるもの、の2タイプからなる。 研究ノートを発展させて、JSMS,戦略経営ジャーナル、さらに他学術誌に投稿をしても良いが、その場合にそのままコピーをするのではなく、理論的、実証的に発展をさせて投稿するものとする。

3)JSMSの掲載原稿は英語で書かれており、ネイティブ・チェックを受けていることを原則とする。

4)投稿原稿は本規定の付表の『執筆要領』に従って書かれたものでなくてはならない。

2.投稿資格

1)投稿できるのは、依頼原稿(第4節5)を除き、本学会の会員とする。

2)共著の場合には、少なくとも本学会会員1人が含まれ、代表投稿者として編集委員会との連絡等を担当しなくてはならない。

3.投稿期限

1)両誌とも随時投稿することができる。

2)特集論文として掲載を希望する場合には、特集ごとに公告される投稿期限までに送付しなくてはならない。

4.戦略経営ジャーナルの表紙

マイクロソフト・ワードを利用して作成。ファイル名には著者名を入れないでおく。また、ファイルのプロパティからも著者情報を削除すること。

  • (1) 投稿原稿の種類(つまり、研究論文、あるいは研究ノートのどちらか)
  • (2) 題名
  • (3) 著者名
  • (4) 所属機関・部署名・職位
  • (5) 連絡先(住所、電話番号,電子メール・アドレス)

5.戦略経営ジャーナル、本文の構成

PDFで投稿原稿をemailにて送信すること。原稿には、図表、参考文献など以下の情報を1つのファイルのなかにまとめて作成すること。
 ページには、表紙から通しでページの下部、中央に付けること。

  • ・タイトル
  • ・要旨
  • ・キーワード(7つ以内)
  • ・本文
  • ・参考文献
  • ・表
  • ・図
  • ・注は、ページごとに作成して下さい。
  • ・謝辞がある場合には、論文の出版が許可された後に入れることができるので、原稿を提出の際には、謝辞等の著者を表す情報を原稿から削除しておく必要がある。

7.投稿原稿の提出先

editor:iasm.jp (:を@に直してお送りください。)

8.投稿原稿の受理

編集委員会は,投稿者に対して投稿原稿の受理を通知する。

第3節 査 読

1.査読の原則

投稿された研究論文および研究ノートの原稿(投稿原稿と呼ぶ)に対しては,当該領域において十分な学識を有する査読者が公正かつ厳密に査読し,掲載の可否を判断する。査読は匿名の査読者(原則として2名以上)によって行う。査読者は原則として会員から選ばれるが、適切な人が見当たらない場合には、会員外の適切な人に依頼することもできる。

2.査読者の選任

1)編集委員会は投稿原稿が『執筆要領』に適合しているかどうかをチェックし、適合していない場合には投稿者に通知し、修正した上での再投稿を要請する。JSMSへの投稿論文に関しては、ネイティブ・チェックを受けていない場合についても、必要と判断した場合には同様の要請を行う。

2)編集委員会は投稿原稿が『執筆要領』に適合している場合には、速やかに担当のシニア・エディターを選任し原稿を送付する。

3)シニア・エディターは査読者を原則として2名以上を選任して、査読を依頼し、実施してもらう。そして、査読者に対して、投稿原稿を送付する。

4)査読者から投稿原稿について質問、調査依頼があった場合、シニア・エディターは、査読者と投稿者との間に立ち、仲介する。
 (本規定は、最初の査読者がシニア・エディターとなった場合には、「副シニア・エディター」を「シニア・エディター」と読み替えて適用する。)なお、依頼する査読者は特定の個人に偏らぬよう、できるだけ分散することとする。

3.査読者とシニア・エディターによる評価

1)査読者は,編集委員会所定の基準にしたがって査読を行うとともに,査読結果(掲載の可否についての判断)を査読評価シートに記載して、原稿を受け取った日から一か月以内前後にシニア・エディターに送付する。査読結果は,次の4タイプのいずれかとする。

  • (1) 掲載(修正要求なし)
  • (2) 掲載(修正要求あり)
  • (3) 修正後再査読(修正の方向性を提示)
  • (4) 研究論文としては掲載不可であるが、修正要求を満たしてれば、研究ノートとしてなら掲載可。研究ノートとして、修正に応じるかは編集委員会を通じて著者に確認
  • (5)不掲載(研究論文、及び研究ノートとしても不掲載)

2)シニア・エディターは査読者の意見を総合して、「掲載の可否についての判断」を、査読者から投稿原稿を受け取った日から1週間以内に編集委員会に提出する。「掲載の可否についての判断」は,上記5タイプのいずれかとする。

  • (a) 2人の査読者の評価が共に「掲載(修正要求なし)」の場合には、「掲載(修正要求なし)」
  • (b) 2人の査読者の評価が共に「掲載」で1人でも「修正要求あり」の場合には、「掲載(修正要求あり)」
  • (c) 2人の査読者の評価が「掲載」と「修正後再査読」もしくは「「不掲載」」に分かれた場合には、シニア・エディターが、「掲載(修正要求なし)」、「掲載(修正要求あり)」、「修正後再査読」、「不掲載」、のいずれであるかを決定
  • (d) 2人の査読者の評価が共に「修正後再査読」の場合には、「修正後再査読」
  • (e) 2人の査読者の評価が「修正後再査読」と「「不掲載」」に分かれた場合には、市シニア・エディターが、「修正後再査読」、「不掲載」、のいずれであるかを決定
  • (f) 2人の査読者の評価が「不掲載」の場合には、「不掲載」

3)「掲載(修正要求なし)」もしくは「不掲載」の場合には、その旨を編集委員会が投稿者に通知する。

4)「掲載(修正要求あり)」の場合には、投稿者との窓口になっている編集委員会(具体的には、編集委員長)がその旨を「修正点」および「再提出期限(通知日より1か月後)」とともに投稿者に通知し、投稿者からの修正稿を受領して「修正点」が適切に反映されているか否かを確認する。適切に反映されている場合は「掲載(修正要求なし)」として、反映されていない場合は再度「修正点」を投稿者に通知する。

5)「修正後再査読」の場合、

  • (a) シニア・エディターは、査読者から提出された「修正の要求」に基づいて「修正要求に対する回答書」を作成し、編集委員会を通して投稿者に送付する。投稿者からの「修正稿」および「回答書」の提出期限は送付日より1か月以内とする。
  • (b) 受領した「修正原稿」と「修正要求に対する回答書」を査読者に送り、1ヶ月以内に査読結果を送付してもらう。
  • (c) 再査読結果は、掲載、あるいは不掲載のいずれかとする。
  • (d) 両者が掲載、あるいは不掲載で一致した場合は、それぞれ掲載、不掲載とする。しかし、両者の意見が分かれたときには、シニア・エディターが決定する。

6)「修正後再査読」および「不掲載」とされた投稿原稿はそのままで再投稿することはできない。

7)論文の年間投稿数の上限はどの論文タイプについても設けないが、1人当たりのジャーナルへの年間掲載件数は、すべての論文タイプを合わせて2本を上限とする。

4.査読の基準

1)本ジャーナルは「戦略経営」に関するあらゆる論文に広く門戸を開いているが、その中でも、「近年の不確実性の高い環境下において企業の存続・成長を実現してゆく上で有効な戦略経営」の研究に関する投稿論文を優先する。

2)投稿論文等の査読基準は次の項目から構成される(詳細は別途定める)。

  •  1) 研究目的,問題意識の明確性
  •  2) 文献および関連研究の総括の妥当性
  •  3) 理論と仮説の明確性と妥当性
  •  4) 研究方法の妥当性
  •  5) 統計処理,図表の表示法の妥当性
  •  6) 結果の記述の明確性,結果の有意味性
  •  7) 考察および理論的解釈の妥当性
  •  8) 研究の独創性
  •  9) 実務的重要性(『戦略経営ジャーナル』ではより重視される。)
  • 10) 論文構成と文章表現の妥当性

5.査読結果の通知

編集委員会は投稿者に対して最終的な査読結果を受理から2カ月以内(原則)に通知する。

6.査読報告書の管理

編集委員会委員長は任期中に提出された査読報告書の管理を,細心の注意を持って行う。

第4節 編集

1.完成原稿の提出

「掲載」の最終査読結果を得た執筆者は,期日までに査読結果を反映した完成原稿ファイルをWordで作成し、同ファイル(図表を含めすべてを組み込んだ単一のファイル)を編集委員会に送付しなければならない。

2.完成原稿の校正

執筆者校正は初校のみとし,校正時の改訂は認めない。

3.完成原稿の編集

編集委員会は,完成原稿を点検した上で編集する。学会誌の仕様(レイアウト)は,1頁2段組とする。但し、投稿者が原稿を提出する際には、段組をする必要がない。

4.抜刷の配布

JSMSに関して、掲載された投稿原稿の執筆者(執筆者が複数いる場合にはその代表者)に対しては,論文掲載号を2部、抜刷を30部送付する。戦略経営ジャーナルに関しては、抜き刷りの枚数等に関しては、著者と印刷業者との間で決定をして、自費で支払うことにする。

5.依頼原稿

編集委員会は両誌において「特集」に関しては、該当分野で優れた業績を上げている国内外の研究者に寄稿を依頼することができる。この場合には査読なしに掲載することができる。

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5−2 執筆要領

1.投稿原稿の字数

1)研究論文(Research Paper):
 JSMSの場合、参考文献、図表等すべてを含めて30頁以内を原則とする。本体に以下のものを添付する。
  a) 200 words以内のAbstract(英語要旨)
  b) 100words字以内の日本語要旨
  c) 7 words以内のKeywords(キーワード)
  d) 70 words 以内の執筆者Profile(論文の掲載が決定してから)
 戦略経営ジャーナルの場合には、論文本体は、本要領「4 戦略経営ジャーナルの書式」に従って作成し、30頁以内を原則とし、他に 200 words以内のAbstractを添付する。
 なお、「論文本体」には、本文、謝辞、注、参考文献、図表などのすべてを含む。(以上の中で、文字数、word数が規定されているものについては、実際の数字を記入すること。)

2)研究ノート(Research Note):
 JSMSの場合には、本体は、研究論文と同様に作成し、15頁以内を原則とし、他に 100 words以内の Abstractを添付する。Keywordは不要。
 戦略経営ジャーナルの場合には、研究ノート(Research Note)本体は、研究論文と同様に作成し、15頁以内を原則とし、他に100 words以内の Abstract 英語要旨を添付する。
 なお、「研究ノート(Research Note)本体」には、本文、注、参考文献、図表などのすべてを含む。(以上の中で、文字数、word数が規定されているものについては、実際の数字を記入すること。)

3)戦略経営ジャーナルでの書評:
 5頁以内を原則とする。

4)戦略経営ジャーナルでの特別寄稿:
15頁以内を原則とする。

5)戦略経営ジャーナルでのリレー連載:
5頁以内を原則とする。

2.記述および表現についての注意事項

本文中の記述は簡潔明瞭を旨とする。図表を使用する場合は必要最小限とし,重複を避ける。投稿論文中で特定の団体(のケース)を扱う場合,投稿者の責任で、それに関わる個人または団体の了解を得なければならない。また個人や団体名は原則として匿名表記とし,実名を用いる場合には当該個人・団体の了解を得ることとする。

3.戦略経営ジャーナルの書式

1)本文

  • (1) 文書サイズはA4とする。横書きとし、常用漢字・現代仮名遣いとする。
  • (2) マージンは、左右2.5cm、上下3cmとする。1ページ当たり、40字×25行とする。
  • (3) 本文は「MS明朝、11ポイント」で記載する。英文で記載する必要があるもの(英語文献等)については、「英語論文の場合」に従う。つまり、APA (American Psychological Association) styleに基づき、英語での参考文献リストを作成すること。
  • (4) 論文タイトルは「MSゴシック、14ポイント」で中央に記載する。
  • (5) 見出しは次の4段階とし、左寄せで記載する(カッコ内はフォント)。第1〜3レベルは見出しの前は1行空ける。第4レベルは見出しの前を1行空けず、また見出しに続けて文章を記す。

    [第1レベル] I, II, III, …  (MSゴシック、12ポイント)
    [第2レベル] 1, 2, 3, …  (MSゴシック、11ポイント)
    [第3レベル] (1), (2), (3) … (MSゴシック、11ポイント)
    [第4レベル] 番号なし(本文が続く)
  • (6) 各節の初めは1字分空ける。
  • (7) 仮説、命題は前後を1行空け、全体を本文より2字分下げ、左詰めとする。「仮説」、「命題」の語のみMSゴシックとする。
  • (8) 本文中での引用の仕方は英語論文の場合に従う。ただし、複数の場合には、中黒(・)でつなげる。
    (例) 田中・清水(2006)

2)図表(Tables and figures)

  • ・図表は文末にまとめ、本文中では次のようにする。

    (例) この辺りに図1
     

  • ・図表のタイトルは、図表の上部に 「図 1 ○○○○」 等の形で、左寄せで(MSゴシックで)記載する。
    (例) 図1 創発的行動のタイポロジー
  • ・図表のスタイルは、過去の当学会誌『戦略経営ジャーナル』に掲載された論文 を参考に作成する。
  • ・図表のフォントは10ポイントとする。

3)参考文献(References)

  • ・参考文献は、英語文献と日本語文献に分けて、英・和の順に記載する。
  • ・日本語文献は「あいうえお」順に記載する。同じ「あいうえお」については、単独の著者、複数の著者、単独の編集者、複数の編集者、組織、ジャーナル・雑誌、新聞等、の順とする。
  • ・英語文献は、JSMSの記載方法に従う。
  • ・同一著者の複数の著作については、年代の若い順に掲載する。
  • ・同一著者の同じ年の複数の著作については、a, b, c, 等で区別する。
  • ・翻訳書については、翻訳書の日本語名を先に記し、その後に英語名を記載する。
  • ・インターネット文献の場合は、著者名(分かれば著作年)、文献タイトル、もしあればサイトタイトル、URL(URL最新確認年月日)を表記する。

  • (例)本の場合

    ・田中洋(2008) 『消費者行動論体系』中央経済社.

    ・高柳暁・飯野春樹編(1992)『新版経営学(1)総論』有斐閣


    (例)論文の場合

    長内厚(2006)「組織分離と既存資源活用のジレンマ──ソニーのカラーテレビ事業における新旧技術の統合」『組織科学』第10巻第4号、pp.84-96.

    寺澤朝子(2008)「非営利組織にみるコンカレント・ラーニング──組織内学習プロセスと地域内学習プロセスを分析して」吉田孟史編『コミュニティ・ラーニング──組織学習論の新展開』ナカニシヤ出版、pp.39-64.


    (例)インターネット文献の場合

    平林祐治、佐久間啓、門正之、阿部仁志「ビジネスモデル設計論を適用した技術取引市場モデル」http://www.jaist.ac.jp/coe/library/jssprm_p/2004/pdf/2004-2I14.pdf(2012年9月23日)

テンプレート(雛型)は以下からダウンロードできます。

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